2021-07-15朝の15分
前回は集中力の決め手をお話しさせていただきました。
今回は、その集中できる時間帯のお話を指定規定と思います。
脳を目覚めさせて1日のやる気を起こすには、朝起きてから15分の行動が重要です。
よく小学校の夏休みの宿題も朝の涼しい時間に集中すると良いというのを聞きますよね。
具体的に何をするのかというと、とっても簡単です。
カーテンを開けて朝日を浴びるだけ。そうすることによって、脳の働きがとっても活発になるといわれています。
是非ご家庭でも試してみてください。
前回は集中力の決め手をお話しさせていただきました。
今回は、その集中できる時間帯のお話を指定規定と思います。
脳を目覚めさせて1日のやる気を起こすには、朝起きてから15分の行動が重要です。
よく小学校の夏休みの宿題も朝の涼しい時間に集中すると良いというのを聞きますよね。
具体的に何をするのかというと、とっても簡単です。
カーテンを開けて朝日を浴びるだけ。そうすることによって、脳の働きがとっても活発になるといわれています。
是非ご家庭でも試してみてください。
何かを行うときに集中力はかなり大切ですよね。
それはお子さんでも大人でも一緒だと思います。
ではその集中力の決め手は何なのでしょうか。
脳の中で集中力の維持にかかわる部分は前頭葉です。特に内側部分は注意の維持や過剰な集中の抑制、感情に抑制、意欲のコントロールをしています。
ですから、この部分を活性化することが集中力アップの決め手であり、良い集中を生み出す源です。
ではどの時間が有効か(活性化するのか)などは次回にお話しさせていただきたいと思います。
前回もお話をしましたが、脳にとってワーキングメモリはとても重要です。
そのワーキングメモリを上手に使いこなすには、頭を多重に働かせて、思考や心をコントロールすることが必要になってきます。
これだけ聞くと、すごく難しいように聞こえますがそんなことはありません。
保育園や学校など集団生活を行う場で、言葉や漢字の練習をしたり、お話を聞いたり、お友達とコミュニケーションをとったりこれらすべてが、ワーキングメモリを必要とする行動になります。
なので、学校などに行っていると自然にワーキングメモリを鍛えることになるというわけです。
単純なことにも聞こえますが、実はとっても重要なことでもあるのです。
前回の話とつながってくるのですが、前頭前野はワーキングメモリをコントロールしています。
ワーキングメモリとは脳のメモ帳のことで、これをもとにお話をしたり問題の解決をしています。
そのワーキングメモリですが、学力や記憶力に大きく影響しています。
自分のワーキングメモリを使いこなすことができると学力や記憶力の向上につながります。
何かを理解して、それを思い出し目の前の問題を解決する。
分かりやすく数学などで例えると、文章を読んで理解し、方程式を使い解決する。といった形です。
こうした一連の作業ができるのはワーキングメモリの力です。
いかにその力が大きいかよくわかりますね!
前回は脳のクセについてお話しさせていただきました。
今回は環境についてです。
脳の学力に関する「知性」をつかさどる部分は前頭前野。この前頭前野がしっかりしていれば学力が伸びる可能性があるとされています。
この地制をつかさどっている前頭前野は8−10歳くらいで大まかな完成を迎えて、24−25歳くらいまで成長が見られます。
ほかの部分に比べてゆっくりとした成長が見られるのが特徴です。
なので、「後伸び」が期待できるのです。
この「後伸び」を支える一つに環境が関わってきます。
脳全体がそうですが、環境の影響を受けやすいのでお子さんの置かれている環境は重要というわけですね。
前回お話ししました、脳のクセですがお子さんの置かれている環境(場所)を選ぶ際にも重要になってきます。
例えば学校選びなど。
お子さんの気質が「新しい出会いの中で自分の能力を発揮していくタイプ」なのか、「慣れた環境のほうが力が発揮できるタイプ」なのか。
そして、「オープンな校風、誠実な校風」どちらがあっているのか。
様々ですよね。
つまりお子さんにはどんな場所があっているかを決める際のポイントになるというわけですね。
お子さんのクセを知るということは「中身を理解する」ということに近いのかもしれません。
脳について今までお話しさせていただきました男女差よりもはるかに大きいのが個人差です。
個人差は遺伝的要素や育ち方などの環境的要因と密接なかかわりのある脳の「クセ」に大きく影響されます。
気質は「遺伝的要素」をベースにしたクセ、性格は「大人らしさ」をベースにした脳のクセです。
現代は「気質優位時代」と言われています。
気質は生まれながらの脳のクセになります。なので治すことは難しく、その癖にどう向き合っていくのかやどう利用するのかが重要になってくるのです。
お子さんのクセをしっかりと理解して向き合っていくと見えてくる姿があるのかもしれないですね。
今回は少し先のお話をします。
お子さんが大人になったとき…。いずれ行う入社面接。
その面接時ほとんどの方が体験したことがある「自己アピール」が得意なのはどちらなのでしょうか。
これは圧倒的に女性なんだそうです。女性は共感脳の持ち主なのでこにゅみケーションが得意なためだと思われます。
では男性はどうでしょうか。
男性は入社(新卒)より27歳から急に実力を発揮することが多いそうです。
もちろんそれまでの経験などがあってのことだとは思います。
これまでいろいろお話しさせていただいて、男性・女性にはいろんな特徴があることがわかりました。ただ、それらをひっくり返すことができるのが子どもたち一人ひとりが経験した事柄ですよね。
「うちの子は男の子だから」「うちの子は女の子だから」と決めつけずに、良い部分をほめて、伸ばしていくことが一番大事なのですね。
前回までで、女性脳と男性脳の違いをお話ししました。
ただ、これらはあくまで特徴というだけで、男の子型の脳を持つ「女の子」や女の子型の脳を持つ「男の子」もいます。
それでもこのような脳のクセを考えることは、外在化の一環にもなります。少なくとも子どもの人格批判を避ける一つの方法にはなります。
「知らないより知っていた方がいい」程度に受け取っていただいて、お子さんと向き合うときやお話をするときに少しこのような情報を使って観察してより理解していただくことはできるかと思います。
じっくり観察していくことや理解していくことがやはり一番大切なのですね。
前回の続きです。
女性に多く見られるのですが、ワーキングメモリを多重使用するという状態。
これはいったいどうゆうことなのでしょうか。
簡単に言うとメモ帳をたくさん広げて処理をスムーズに行うことができるといった状態です。
これは女性に比べて男性が苦手とする分野なので同じことをしているように見えても内容に差が出ることがあります。
なので一概に「ながら」がダメなわけではありませんが、得意不得意があることを理解していただけると良いかもしれないですね。