2021-06-15ながらは危険 2
前回の続きです。
女性に多く見られるのですが、ワーキングメモリを多重使用するという状態。
これはいったいどうゆうことなのでしょうか。
簡単に言うとメモ帳をたくさん広げて処理をスムーズに行うことができるといった状態です。
これは女性に比べて男性が苦手とする分野なので同じことをしているように見えても内容に差が出ることがあります。
なので一概に「ながら」がダメなわけではありませんが、得意不得意があることを理解していただけると良いかもしれないですね。
前回の続きです。
女性に多く見られるのですが、ワーキングメモリを多重使用するという状態。
これはいったいどうゆうことなのでしょうか。
簡単に言うとメモ帳をたくさん広げて処理をスムーズに行うことができるといった状態です。
これは女性に比べて男性が苦手とする分野なので同じことをしているように見えても内容に差が出ることがあります。
なので一概に「ながら」がダメなわけではありませんが、得意不得意があることを理解していただけると良いかもしれないですね。
今回は「ながら」についてのお話です。
「ながら」と聞くと良いイメージはほとんどの方が持たないと思います。
1つのことを集中して行うのも大変なのに2つ以上を同時にはかなり大変だと思います。
ただ、中には2つ3つのことを同時に行うことができる器用な方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これは特に女性に多いのですが「ワーキングメモリ」の多重使用ができる方です。
「ワーキングメモリ」とは脳のメモ帳です。
うまく使用できる人はこのように器用に対応することができるのです。
次回はこのことについてもう少し進んだ話をしていきたいと思います。
前回は男の子の脳についてお話ししましたが、女の子はどうでしょうか。
女の子は大人のような脳の使い方をするといわれています。
「女の子は早熟」とよく言われますが、これは脳の特徴から見ても一理ある意見なのです。
3−5歳の女の子は大人と同じような脳の使い方をします。
具体的に言うと、例えばけんかをしているときに女の子はロジック(理論)とエモーション(感情)を同時に乗せて会話するといった器用な使い方ができるのです。
このような使い方を「共感脳」と言いますが、これを女の子は小さい時から持っているのです。
「女の子は小さい時から女性」脳の観点からみても言葉通りなのですね。
男の子の脳は右脳と左脳を別々に使うことができます。
そうすることによって
・1つのことにのめりこむ
・1つのことに集中して行うことができる
・何かに熱中しているときには話しかけても反応がない
なんてことが起きるわけです。
1つのことに集中して行うその姿は言い方を変えれば、「のめりこんでいる」状態なのかもしれないですね。
上記の点を悪くとらえず、よく見ていくと息子さんとのかかわりも少し変わってくるかもしれないですね。
よく聞かれる言葉として
男性から「女性はわからないな」だったり
女性から「男性の○○のところがわからない」などの言葉が聞かれますね。
これは大人の男女の間で起こる会話ですが、このすれ違いは父と娘、母と息子でも起こりうるすれ違いです。
男の子と女の子では脳の使われ方や働きが広範囲にわたって異なるから起きるすれ違いなのです。
これを理解できているといざ、すれ違ってしまった時にも相手を見る視点が違ってくるかもしれないですね。
お子さんに対して保護者が望むものはたくさんあると思います。
お子さんにどのようになってほしいか…。難しい問題ですよね!
きっとどの保護者様も「世の中のため、人のために連なるようになってほしい」というのがベースなのではないでしょうか。
何を行う際にも、「目的」をもって行うと良いかもしれません。
1つのことを長く続けていくにしても、いろんなことを続けるにしても、「目的」や「目標」は大切ですよね!
そのためにも、オールマイティーな視点が必要なのかもしれません。
お子さんがなかなか話を聞いてくれない。
そんな時ありますよね。
お子さんは親の言葉には耳を貸さなくとも、親の行動は無意識に真似してしまうそうです。
脳と脳が向き合った際にお互いの脳は同じような活動をしたがるということがわかっています。
このような脳のメカニズムを「ミラーニューロン」や「ミラーシステム」と言います。
このミラーニューロンをうまく使えば、行動をスムーズにすることもできるかもしれないですね!
人間の脳には楽をしたがる特性があります。
毎日同じことをしているほうが楽な仕組みが備わっているのです。
これを脳の保持性と言います。
何かをしてほしい時には何かを目標にして進めていくと、脳の保持性によってスムーズにいくことが多いかもしれないですね。
前回は「ワクワク」「ドキドキ」についてお話ししました。
今回もそのつながりの話になります。
お子さんが何かしているときに「ワクワク」「ドキドキ」するのはどんな時でしょうか。
それはほめられた時です。
お子さんはほめられることによってドーパミン神経が活動をします。
それを繰り返していくことで、ほめられる前からドーパミン神経が活動をするようになります。
つまり、行動する前から「ワクワク」「ドキドキ」しているということですね!
それだけほめることは大きな力を秘めているのです。
線条体の大好物…それは何でしょう?
それは「わくわくすること」と「ドキドキすること」です。
線条体の腹側には側坐核(そくざかく)と言って、快感系のドーパミン神経がアクセスする場所があります。
ここでのドーパミン放出が「快」のバロメーターです。
ここを活性化させる「ワクワク」「ドキドキ」した快感が、線条体を活性化させる重要なキーになります。