2024-01-23やる気の姿
心地よいと思う裏には必ず「ドーパミン」が関係しています。
美味しいものを食べているとき、ほめられているとき、何か達成できたとき、これらすべての時に「ドーパミン神経系」が働きます。
快楽に関る「ドーパミン神経系」は脳の奥の腹側被蓋から前頭葉のほうに向かって出ています。
こちらは何か意識をして行ったことが達成できると働く神経系になります。
一方黒質というところから線条体に向かうドーパミン神経系もあります。
こちらは鉛筆回しやブラインドタッチなど無意識にできると働く神経系になります。
これを「無意識的行動」と言いハンドスピナーなどはこの類ですね。
この2つのドーパミン神経系が線条体で回路を作っています。
ここで「快楽」と「無意識的行動」が結びついます。
つまり「やる気」の正体は行動と快楽の結びつきということになります。