2025-10-24スマホより絵本?育脳に効く習慣3選
最近では、赤ちゃんや幼児向けの動画アプリや知育ゲームが豊富にあり、「ちょっと静かにしていてほしい…」という時についスマホに頼ってしまうこともありますよね。
でも、脳の発達を考えると、やっぱりスマホよりも“人とのふれあい”や“体験”が大切です。
今回は、育脳に効果的な毎日の習慣を3つご紹介します。「特別な準備がなくても、今日からすぐにできること」を中心にまとめました。
【1】 読み聞かせの時間をつくる
スマホやテレビとは異なり、絵本には“想像力”を育む力があります。
文字を読み、絵を見ながら「これはどういう意味かな?」「次はどうなるんだろう?」と考えることで、脳の前頭前野が刺激され、語彙力や論理的思考力の発達にもつながります。
しかも、親の声で読み聞かせることには、安心感や情緒の安定といったメリットも。たとえ1日5分でも、スキンシップとともに続けることが大切です。
【2】 たっぷり会話する・問いかける
子どもとの会話は、脳の発達に欠かせない“ことばの栄養”です。「今日はどんなことした?」「この絵は何に見える?」など、答えが一つではない問いかけをすると、考える力や表現力がどんどん育ちます。
まだ言葉が出ない年齢の子にも、語りかけはとても大切。身近なものの名前や動作を声に出して伝えるだけでも、脳に豊かな刺激を与えることができます。
【3】 五感を使うあそびを取り入れる
育脳には、見る・聞く・触る・嗅ぐ・味わうといった五感をバランスよく刺激することが重要です。
例えば…
● 粘土やお絵かきで“触覚”や“視覚”を
● 公園で落ち葉を拾って“感触”や“におい”を
● 一緒におやつを作って“味覚”を
こうした経験が、感受性や創造力、集中力の基礎となる脳のネットワークを育ててくれます。
>>スマホは便利、でも「人と遊ぶ」「感じる」時間を大切に<<
スマホやデジタル機器が悪いわけではありません。使い方次第で便利な育児サポートになります。
ただ、育脳にとって本当に大切なのは、「親子のふれあい」や「実体験」から得られる刺激です。
