2021-07-15
子どもの熱中症対策
Category:子育てにお役立ち情報
小田原も梅雨が明けて連日35度前後の暑い日が続いてますが、まだまだこれからが暑さの本番です!
7月から8月は日中の気温がとても高くなり、熱中症の患者が増えてきます。しっかり対策をして、お子様の健康管理をしていきましょう。
子どもは熱中症になりやすい
①体温調節が上手ではありません。
子どもの体温調節機能は大人に比べるとまだまだ発達しておらず、汗をかいて体温を冷やす機能が働かなくなってしまう場合もあります。
②子どもは高温にさらされやすい
さらに身長の低かったり、ベビーカーに乗っている子どもたちは、高温の地面に近く、その照り返しによって高い温度にさらされています。そのため大人よりも熱中症になやすいと言われています。
③自己主張ができない
おしゃべりができる年齢になっても、自分の状況を細かく伝えることが難しいです。
さらに乳幼児の場合、熱くても訴えられない、自分で服を脱いだり水分補給ができないので保護者がしっかりと見守ってあげないといけません。
熱中症にならないために
・喉が乾く前にこまめに声かけをして給水させるようにしましょう。
・連日暑いからといって家の中にこもっているのも問題です。夕方や朝方など、少しでも涼しい時間帯に外遊びをさせて、暑さになれるようにしましょう。
・外出するときは帽子をかぶりましょう。帽子をかぶることで頭の温度を10℃前後下げることができます。
・お子様の顔色をこまめに確認して、顔が赤くなっていたり、大量の汗をかいていたら日陰など涼しい場所で休憩させましょう。
熱中症のサイン
・吐き気、嘔吐がある
・めまいがありふらふらしている
・手足のしびれがある
・だるそうに、ぐったりしている
・顔が火照って身体が熱い
これらの症状が見られた場合、直ちに涼しい場所へ移動し、衣服を緩めて体を冷やし、水分・塩分の補給をさせましょう。症状が回復しない場合は
これがさらに重症になってくると、意識がなくなったり痙攣を起こす場合があります。このような症状が見られた場合、迷わず救急車を呼びましょう。
いかがでしたでしょうか。真夏の日中、子どもたちがいかに危険にさらされているのかがわかりましたね。保護者や周りの大人が責任を持って子どもたちの様子をしっかり観察して、今年の夏を乗り切りましょう!