2023-07-31
「熱中症警戒アラート」が発表されたらどうする?
Category:子育てにお役立ち情報
「熱中症警戒アラート」を知っていますか?
この夏天気予報を確認したときなどによく目にしているのではないでしょうか。
熱中症になりやすい危険信号であることはニュアンスとして理解されている方がほとんどでしょう。
実際に熱中症アラートが発表された際にはどういったことに気をつければよいのでしょうか。
熱中症アラートとは
熱中症警戒アラートは、熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境になると予想される日に都道府県ごとに発表されます。
発表された情報はテレビや防災無線、SNSを通じて広く発信されます。
熱中症警戒アラートが発表された日には、外出を控える、エアコンを使用するなどの熱中症の予防行動を積極的に取りましょう。
お子さんを熱中症リスクから守るためにも早めの対応が重要です。
熱中症アラートが発表されたら
熱中症アラートが発表されたら、熱中症予防の行動をしっかりとるようにしましょう。
外出をひかえる
熱中症を予防するには暑さを避けることが一番です。
・不要不急の外出をしない
・昼夜問わずエアコンを使い、快適に過ごせる室温にする
熱中症リスクが高い方に声をかける
高齢者、子ども、障害者といった方たちは熱中症リスクが高いです。
お子さんもですが、そういった熱中症リスクが高い方に対して周囲の方々から声かけをするようにしましょう。
上記のように不要不急の外出をしない、エアコンを使う、水分補給をこまめにするなどです。
普段以上に熱中症予防行動をとる
・のどが渇く前にこまめな水分補給をする(喉が乾いたと思ったときには脱水が始まっている可能性があります)
・涼しい服装を心がける
・屋外で2m以上人との距離がとれる場合はマスクをはずすようにする
暑さ指数(WBGT)を確認する
身の回りの暑さ指数(WBGT)を目安に行動を決めましょう。
暑さ指数(WBGT:湿球黒球温度)は、1954年にアメリカで提案された指標で、熱中症を予防するためのものです。
単位は気温と同じ摂氏度(℃)で表されますが、気温とは異なる値を示します。
暑さ指数は、人体と外気の熱のやりとり(熱収支)を考慮しており、湿度、日射・輻射(ふくしゃ)などの周辺の熱環境、気温の3つを取り入れています。
熱中症アラートが発表されている際は、屋外やエアコンを設置されていない屋内での運動は原則禁止か延期しましょう。
時間帯によっても代わり、「危険」「厳重警戒」「警戒」「注意」「ほぼ安全」の5段階にわかれています。確認して日々の生活に役立てましょう。