2023-06-15
トイレトレーニングを成功させるために大切なこと
Category:子育てにお役立ち情報
冷たい飲み物やエアコンの効いた部屋で体が冷えることがありますね。
すると大人でもトイレが近くなることがあります。
トイレトレーニング中のお子さんが、そのためにトイレに間に合わなくなることはよくあるのです。
しかし、それにガッカリする必要はありません。失敗は成長のチャンスです。
なかなか完了しないトイレトレーニングでお悩みの保護者の方へ成功へのポイントをお伝えします。
気持ちに余裕をもって
トイレトレーニングでは、お子さんが自分で排泄できる環境を整え、応援することが重要です。
特にイヤイヤ期の2歳児のお子さんにはなだめながらトイレに誘導する必要があります。
保護者の方は自分が一生懸命頑張っていると感じるかもしれませんが、実際に一番頑張っているのはお子さんです。
成果が出ないことやお子さんの失敗にイライラしてしまい、怒鳴ったり傷つけるような言葉を言ってしまうこともあるかもしれません。
しかし、お子さんを叱ることは逆効果です。
失敗しても仕方がないという気持ちで、冷静に援助しましょう。
園と一緒にゴールを目指す
トイレトレーニングを成功させるためには、保育園とご家庭の連携が欠かせません。
オムツとパンツの使い分けやスケジュールを統一することが大切です。
休日にオムツを使用し、保育園ではパンツを履くなど、状況が変わるとお子さんも混乱してしまいます。
中には休日のオムツの方が安心だからと平日になってもオムツを履きたがるお子さんもいるのです。
できるだけ休日もパンツで過ごすように心掛けましょう。
保護者の方がトイレトレーニングを早く始めたい場合は、園側でもお子さんの発達や気持ちに合わせてサポートしますので、提案して、情報を共有してもらえると連携が取りやすいです。
トイレでの成功や失敗など、明確な情報共有を通じて、園とご家庭が連携しながら目標に向かって進めます。
お子さんの成長を見守り、一緒に頑張っていきましょう。
行きつ戻りつ少しずつ進む
トイレトレーニング中に失敗が続く場合は、一時的に休憩することも大切です。
通常、トイレトレーニングは3〜6ヶ月と言われていますが、季節や環境の変化によって失敗することも少なくありません。
トイレトレーニングが完了していない段階でも、失敗が続く場合は一つ前の段階に戻ってやり直すことが有効です。
失敗に対して叱らず、お子さんを励まし、楽しい気持ちで目標に向かって進めるようにしましょう。
トイレトレーニングのスタートや期間は個人差がありますので、お子さんのペース、気持ちに合わせて進めると、成功する可能性が高くなります。
焦らず、お子さんと一緒に楽しくトイレトレーニングに取り組んでいきましょう。