2023-01-23
朝からグズグズ!お子さんの登園拒否対処法
Category:子育てにお役立ち情報
寒いとなかなか起きられず、どうしてもグズグズ言ってしまうお子さんがいらっしゃいます。
保護者の方とくっついている方が暖かく安心するため離れたくないと登園時に泣いてしまうお子さんも。
年末年始明けなど長期休暇明けはその様子が顕著でしたね。
お子さんに保育園行くのが嫌だと言われると保護者の方は困ってしまうでしょう。その対処法についてご紹介します。
保育園に行きたがらない理由とは
小さなお子さんが登園を嫌がる理由のほとんどはさみしさが原因です。
保護者の方ともっと一緒に痛いのに、ご自宅から出発してご家族と離れることがさみしいため「行きたくない」と泣き出してしまいます。
中には熱を出す子もいるでしょう。保護者の方は本当に困ってしまいますね。
また、1歳半から2歳頃になると「イヤイヤ期」が到来します。
お子さん本人も混乱するほど大人の言うことを聞きたくないという自我の芽生えです。
何をするにも嫌で、特に理由がなくても嫌なのでげんなりしてしまうでしょう。
なだめすかしても頑なに嫌がりますし、お子さん自身も感情をコントロールできずに理由なく嫌がっているので困ります。
登園を嫌がるときの対処法
無理強いはしないが登園はする
「行きたくない!」と言うお子さんがなかなか出発の準備をしてくれないとつい感情的に急かしてしまうこともあるでしょう。
仕事に遅刻する、保育園の登園時間に遅刻するなど時間が迫ってくるとつい気持ちがヒートアップしてしまいます。
涙と鼻水でぐちゃぐちゃになり、顔を真赤にして泣きわくお子さんを抱えてクタクタになりながら登園される保護者の方もたまにいらっしゃいますが、無理強いは逆効果です。
「嫌だったらすぐに迎えに行くから」「無理しなくていいから」とやんわり、のらりくらりと交わしながら登園しましょう。
「昨日はどんな絵本読んでもらった?」など園での楽しい話をすれば上機嫌になることも多いので、とにかく保育園に預けてください。
毅然とした態度をとる
小さなお子さんは、周囲の大人の行動や言動を観察し、吸収しています。
つまり、どの大人に甘えればいいかなど見極めることを自然に身に着けているのです。
「保育園に行きたくない」とダダをこねると許してくれる大人に甘え、その人に甘えればママ、もしくはパパが困ることも経験上わかっているのです。
しかし、これを許さない毅然とした態度で接することが重要。
「こんなに嫌がるなんて保育園で嫌なことでもあったのかな」と心配になる気持ちはわかりますが、「ママも仕事があるから夕方に迎えにくるからね」「お仕事頑張ってくるからね」と明るく伝えましょう。
ぐずっても無駄だと理解できると、保育園から保護者の方が見えなくなった後は気持ちを切り替えてくれるお子さんがほとんどです。