2022-06-06
雨の日に知的好奇心を刺激しよう
Category:子育てにお役立ち情報
梅雨の時期が近づいて、少しずつ天気が悪かったり、急に肌寒くなったりする日が増えています。
お子さんも天気が悪いとお外遊びができずにダラダラとすごしているのではないでしょうか。
少し大変ですが、雨の日にお散歩にでてみませんか。
雨の日のお散歩は五感を刺激してさまざまな成長を促してくれます。
小さなお子さんの目線で発見する世界を保護者の方も一緒に楽しんでみてください。
五感を刺激する
雨の日のお散歩で刺激される五感は視覚・聴覚・触覚・嗅覚。
五感を刺激して得られるのは発想の豊かさや危機回避能力、豊かな表情などです。
どんよりと曇った空のように落ち着いたお子さんの表情をたくさんの笑顔にしてあげましょう。
お気に入りのレイングッズで
レインコートやレインブーツを着られるのは雨が降っているときだけ、ということを認識しているお子さんは、お気に入りのレイングッズがあればいつでも履きたいと思っているでしょう。
雨の日にお散歩にでかけるというだけで喜んでくれるはず。
お気に入りの傘ももってでかけてみましょう。
帰ってきたときのためにタオルなどを用意しておくことを忘れずに。
雨の感触を楽しむ
まずは外に出た時の外の色がくすんでいたり、アスファルトの色がいつもより黒くなっていることにお子さんは気づくでしょうか。
雨が振り始めたばかりに感じるアスファルトの匂い、うすぐらい時に鳴く鳥やカエル、濡れた路面にだけ現れる虫、雨に濡れたあじさいの花など子どもの知的好奇心を刺激するものがたくさんあります。
レインコートを通して伝わる雨があたる感触やフェンスについた水玉、すぐに探し出してしまう水たまり。
ジャンプして飛び込んでみたり、傘でかき混ぜてみたりお子さんが感じるままに遊ばせてあげましょう。
いつもの公園も誰もいないでしょうから、お子さんにとっては貸切状態。思いっきり遊べます。
大切なことを伝える
思いっきり遊ぶと汗をかいたり、蒸れて気持ち悪くなるということがお子さんにも分かります。
「着替えたい」という感覚をおぼえるにももってこいです。
また、レインコートや傘で視界が狭くなるため、気をつけて歩かなければいけないということを気づく子もいるでしょう。
帰宅すると身体が冷えているため、やわらかなタオルで身体を拭くことが気持ちいいということもお子さんの感受性を豊かにします。
なぜそうなるのかということも合わせて、危機回避をするための大切なことも伝えてあげてください。