2023-08-01
それはもしかして夏バテ?症状と対処法
Category:子育てにお役立ち情報
猛暑が続いています。元気なお子さんも毎日の暑さにお疲れ気味ではないでしょうか。
暑いと食欲が落ちてしまいますが、それだけではなく元気がなかったり、風邪のような症状はおきていませんか?
もしかすると夏バテかもしれません。
お子さんの夏バテの症状や対処法を知って、暑い夏を親子で乗り越えましょう。
夏バテの症状
夏の暑さにより、身体の調子を整える自律神経の働きが乱れ、お腹の調子が悪くなり、食欲が減退することがあります。
お子さんに疲れやすい、だるい、熱っぽい、イライラ、立ちくらみ、めまい、食欲がなくなるなどの症状がある場合は、夏バテかもしれません。
自律神経は精神面にも影響を及ぼすため、イライラしやすい・不安になりやすいなどの症状が現れることもあります。
また、上手に眠れずに睡眠不足に陥ることで、心身に悪影響が及ぶことも考えられます。
特に小さなお子さんは自分で気付けない変化も多いため、保護者の方が注意深く様子を把握することが重要です。
夏バテ予防
夏バテは予防できる方法があります。
大人の夏バテにも有効なので、ぜひご家族で予防に取り組んでみてください。
① 適切な温度調節
エアコンなどを使い適温を維持しましょう。外気との温度差を5℃以内にすることが理想です。
② 適度な運動
早朝に親子で軽い運動を行うと、汗をかきやすくなります。
適度な汗をかくことで身体の調子が整い、睡眠も改善します。
③ 良質な睡眠
十分な睡眠を心掛け、寝るときは少し涼しい温度に調整します。
おやすみタイマーをセットするか、明け方に温度を上げるのも良い方法です。
④ 水分を摂取
水分補給を意識しましょう。麦茶がミネラルを豊富に含んでおり、暑い夏にぴったりです。
小まめに飲むことが大切ですが、スポーツドリンクは糖分が多いため控えるようにしましょう。
⑤ 栄養バランスの良い食事
栄養が均衡した食事を摂ることで、夏バテに負けない身体づくりができます。
特にタンパク質、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンCなどの摂取が重要です。これらの栄養素を含む食材を選ぶようにしましょう。
いかがでしょうか。
夏バテ予防をすることで、熱中症予防にもつながります。
こまめな水分補給と栄養バランスの良い食事、適切な気温の空間で過ごすこと。
お子さんの様子を観察して夏バテや熱中症の症状がでていないかチェックし、この暑い夏を乗り越えましょう。