おうちでできる風邪予防｜小規模認可保育園【サンライズキッズ保育園 安曇野本園】

北アルプスを臨む安曇野市には、雪国らしく厳しい寒さの冬が訪れます。平均気温は12月が1.8度・1月は－0.9度・2月が－0.3度。
雪景色が美しい安曇野市で育つ子どもたちは、当然寒さにも慣れてはいますが、とはいえ冬の風邪には要注意です。特に小さいうちは高熱が出たり重篤化する危険性もあるため、流行時期になるとパパママは心配になりますよね。
今回はそんな安曇野市の親子に向けて、ご家庭でできる風邪予防についてご紹介します。

手洗い・うがい

風邪予防の基本はウイルスが体内に侵入するのを防ぐこと。風邪のウイルスは乾燥した空気中に多く潜んでいて、鼻やのどの粘膜にくっついて増殖します。そのため、昔から言われるように予防には手洗い・うがいが有効なのです。
特に、子どもというのはくっつき合って遊ぶもの。お互いの体に触るのはもちろん、おもちゃの共有などによって接触感染がおこります。
外から帰ったら洗い残しがないよう丁寧に手を洗って、うがいもセットで行うよう習慣にしましょう。

ウイルスを増やさない

風邪は空気感染でもうつります。ウイルスは乾燥した空気中に浮遊するので、湿度調節をしましょう。
室内の理想は湿度50～60度。寒さが厳しい安曇野市では暖房によって湿度が低くなりがちなので、加湿器や湿度計を活用して上手に湿度を管理しましょう。そのうえで定期的に換気したり、除菌グッズを使ったりして空気中のウイルスを減らすのがおすすめです。
また、年齢にもよりますが外出時はマスクも活用したいもの。飛沫予防にはもちろん、のどの保湿効果もあります。
いやがる子も多いうえに正しく着けないと意味がないので、顔に合った大きさや好きなキャラクターのものなどを選んであげて、子どもが快適に過ごせるように工夫しましょう。

免疫力を上げる

どんなに気を付けていても、流行時期の風邪ウイルスを完璧にシャットアウトすることは正直難しいといえます。そのため子どもだけでなく大人も、ふだんから十分な睡眠とバランスの良い食事を摂るように心がけましょう。
抗酸化作用もあるビタミンA・C・Eは免疫力アップに効果的です。ビタミンAは卵やにんじん、ウナギなどに、ビタミンCは柑橘類や野菜に、ビタミンEはナッツ類や植物油に多く含まれます。子どもが食べやすいように工夫してあげて、家族みんなで積極的に摂取しましょう。
また、体が疲れていたり抵抗力が弱っていると感じるときは、ウイルスにさらされやすい人混みを避けることも大切です。