2023-08-01
しっかり栄養をとってお子さんを夏バテからまもろう
Category:子育てにお役立ち情報
子どもたちにとって夏は外遊びに絶好な季節。とはいえ、いつも元気な子どもも大人と同じように夏バテします。
しかし子どもの場合、自身で体調管理することが難しいのでケアをしてあげるのは保護者の役目です。
夏バテの原因や夏バテで子どもの食欲がなくなっているときにおすすめの食事などについて、今回はご紹介します。
夏バテとは
夏バテとは、夏の暑さによって体温調節や代謝の働きをコントロールしている自律神経が乱れることにより、身体にさまざまな不調が生じる状態を指します。
子どもの場合、体温調節機能が未発達で、大人よりも汗をかきやすいため、特に夏バテになりやすい傾向があります。
子どもたちは遊びに夢中になっているうちに、自分の体の状態に気づきにくいこともあるため、保護者は子どもたちの様子をよく見て、適切なケアを行うことが重要です。
夏バテの症状としては、疲れやだるさ、食欲不振、頭痛、めまい、吐き気などが挙げられます。
しっかりと水分補給を行い、栄養価の高い食事を心掛けることで、子どもたちの体力や免疫力をサポートすることが大切です。
また、適度な休息をとらせることや、涼しい場所で遊ぶことも夏バテ対策に有効です。
夏バテ対策にオススメ食材
夏バテ予防に効果的な食材をいくつか紹介します。これらの食材は家庭で手軽に入手できる身近なものばかりなので、毎日の料理に取り入れることができます。
家族みんなが元気に夏を楽しむために、ぜひ積極的に取り入れてみてください。
夏野菜
夏に限らず旬の野菜は栄養価が高く、効率的に栄養を摂取することができます。
トマトやゴーヤ、きゅうり、なす、オクラなどの夏野菜を具だくさんのスープや野菜ジュースにして摂取しましょう。
夏野菜には水分も豊富に含まれているので、おやつとしてそのまま丸かじりしても良いですね。
豚肉
夏バテ予防には、良質なタンパク質とビタミン類が必要です。
これらの栄養を含む豚肉は特におすすめです。特にビタミンB1は疲労回復の効果もあります。
脂肪の多いバラ肉よりも赤身の多いモモやヒレ肉が良い選択です。
大豆製品
豆腐や納豆、味噌などの大豆製品にはタンパク質やビタミン、食物繊維が多く含まれています。
鉄分も含まれていますが、ビタミンCを多く含むブロッコリーやパプリカなどと組み合わせると吸収が促進されますので、工夫して食べ合わせを考えてみてください。
これらの食材を上手に活用して、子どもたちの夏バテ対策をしっかりサポートしましょう。