「保育園に行きたくない！」お子さまの登園拒否対処法｜小規模認可保育園【サンライズキッズ保育園 安曇野本園】

４月に入園した場合6月ともなればほとんどのお子さまが保育園や先生に慣れて、仲のいいお友達もできるのでおうちを出る際に保育園に行きたくないとぐずったり、登園時に保護者様と別れるのを嫌がったりすることは少なくなってくることでしょう。
しかし、子ども全員がそういうわけではありません。
お子様一人一人に順応力やコミュニケーション能力はそれぞれ異なります。
また、サンライズキッズ保育園安曇野園に通っているお子さまの中にも長期休暇などを挟むと登園拒否が再発する場合もあります。
今回はお子さまの登園拒否の対処法などをご紹介させていただきます。

登園拒否の理由

中高生の登校拒否や大人の仕事に行きたくない気持ちとは異なり、お子さまが登園拒否をする理由はほとんどの場合がさみしさです。
お母様やお父様、ご自宅のご家族と離れることに対するさみしさが登園拒否を引き起こします。
また、2歳児ごろになると「いやいや期」が訪れ、何をするにもイヤ！特に理由は無くても大人の言うことを聞きたくない！といった現象も起こります。
このような場合はなだめようが叱ろうがお子さまは頑として嫌がりますので、理由を知ることはとても重要です。

登園拒否の対処法①　無理強いをさせず、しかし園には送り届ける

「保育園に行きたくない！」という子供に対して本気で叱るのは逆効果です。
ましてや理路整然と保育園に行く必要を諭したところで納得してくれる可能性も低く、気持ちがお互いヒートアップして収拾がつかなくなる可能性が多いからです。
涙と鼻水でぐちゃぐちゃになりながら泣きわめくお子さまを抱えて満身創痍で保育園に来られる保護者様もたまにいらっしゃいますが、実はあれは逆効果。
「行きたくない！」と言うお子さまに対しては「別に無理していかなくてもいいよ～」「まぁいやだったら迎えに来てあげるよ～」とのらりくらりかわしながら保育園に連れてきてください。
お子さまの気持ちを落ち着けることで気が変わることも多く、保育園に向かいながらさりげなく「昨日保育園で何やった？」「どんな絵本読んでもらった？」など話題を振れば話しているうちに上機嫌になることも多いです。

登園拒否の対処法②　毅然とした態度で、ごねる隙を与えない

お子さまは驚くほどに周りの人間を観察しています。
サンライズキッズ保育園安曇野園でも力を入れている育脳教育は臨界期に行うことで効果がより得られるのですが、この臨界期にあたるお子さまは周りの行動や言動を観察し、吸収し、成長していこうとします。
どの大人に甘えればいいか、どの人は怒らないか、などしっかり見極めています。
保育園に行きたくないと駄々をこねる行動はごねれば許してくれるという経験に基づく行動なので、これを許さない毅然とした態度で接することが重要です。
「そっか～、でもママ仕事あるからまた夕方に迎えに来るね！」「ママもお仕事頑張って来るからね！」と明るくきっぱりと言いましょう。
ぐずっても無駄だということが理解できるようになると、ひとまずイヤ！とごねはしても保護者様と別れた後はすぐに気持ちを切り替えてくれるお子さまが多いのです。