2022-06-02
Category:子育てにお役立ち情報
遊びやなにかに集中している時、お子さんは声をかけても全く反応しないということがあるのではないでしょうか。
時間に余裕があるときであればよいのですが、もう早く返って食事を作らなければいけない、お風呂に入る時間、と気持ちにも余裕がなくなってきているときに声掛けに無反応だと焦燥感にかられてしまうでしょう。
そんなときに保育士も使っている声掛けのアイディアをご紹介します。参考にされてみてください。
おなじみカウントダウン
「○○くん(ちゃん)が園庭から脱出するまで10秒前〜9、8、7・・・」と数えだすと、一緒に遊んでいる子も巻き込んで競争がはじまるでしょう。
帰りが一緒になった保護者の方と示し合わせて競争してもいいですね。
お風呂に入るまで、テーブルにつくまで、お片付けを完了するまで、などシチュエーションで楽しくできます。
家事で手一杯になっているときには、カウントダウンではなく園で使っているお片付けの曲を口付さんでみるのもオススメです。
楽しいこととセットで声掛け
「○○隊員、お着替え探検隊の準備は整ったでしょうか」「洗面所までロボットになりきって進んでみよう」と子どもが興味をひかれるような声掛けをしてみましょう。
お子さんがノリノリで反応してくれたらこちらのものです。
日常のやらなければいけないことをちょっとした楽しいイベントのようにしてみましょう。
低い声で声掛けしてみる
赤ちゃんは低い声の方が胎内にいた時のなごりから落ち着いて聞くことができます。
園で走り回るようなお子さんの場合、保護者の方の聞き慣れない低いトーンの声は耳にすんなり届くことがあるのです。
裏声を使ったり、コソコソ話のように声掛けをしたらコソコソ話で返してくれることもあるでしょう。
ミュージカル調に声掛けする
保育士がミュージカル調に声をかけると反応がないお子さんはほぼいません。
作詞作曲は保護者の方におまかせです。これからしなければいけないことを楽しそうに身振り手振りをつけながらリズムに乗せて具体的に伝えてあげましょう。
お子さんは上機嫌で反応してくれるはずです。
お子さんが声掛けに無反応なのは、何かに集中しているか、うっすら聞こえてはいるけれどやらなければいけないことに行動を移すのが嫌でスルーしてしまうときです。
いかに興味をひくか、耳に届くように声掛けするかで行動が変わってきます。
ぜひ試してみてください。