2022-11-17
Category:子育てにお役立ち情報
もともと天皇家の伝統行事が由来の「勤労感謝の日」。
いつもなら保育園に行くのにお休みということで、何の日なのか興味を示すお子さんもいるでしょう。
その由来や意味、何をする日なのかお子さんに伝えていきたいですね。
「勤労」=「働くこと」をテーマにした絵本の読み聞かせなどはいかがでしょうか。
勤労感謝の日とは
「国民の祝日」である勤労感謝の日は、「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう。」と内閣府が定めています。
お互いに尊び、お祝いし、感謝しあおうという意味ですね。
もともとは「新嘗祭」という農作物の収穫を祝う皇室の伝統行事が由来とされています。
昔は食べ物ができるとみんなでお祝いしていたことや、働く人がいるから美味しいご飯が食べられること、働く人みんなにありがとうを伝える日であることをお子さんに伝えてあげてください。
働くことをテーマにした絵本
働くことをテーマにした絵本なので、0〜2歳のお子さんにはちょっと難しいのですが、何度も読み聞かせをしていくうちにお子さんが興味を示すものがでてくるでしょう。
お子さんが成長しても周囲で働いている人に感謝の気持ちを持てるようにしていきたいですね。
パンやのくまさん
作・絵:フィービ・ウォージントン、セルビ・ウォージントン
訳:間崎ルリ子
出版社:福音館書店
パンやのくまさんは朝起きてパンやケーキを作ります。
焼きあがったパンを持って車で売り込みに、その後はお店に戻って店番をしてと、かわいいくまのパン屋さんの一日を描いています。
お話の中で自然に「働くこと」に触れられているので、1日のお仕事の流れを追いかけながらお子さんの知的好奇心を刺激できるでしょう。
日々の読み聞かせにもオススメです。
おやすみ、はたらくくるまたち
作・絵:シェリー・ダスキー リンカー、トム・ リヒテンヘルド
訳: 福本 友美子
出版社:ひさかたチャイルド
広い広い工事現場では、道を作ったりビルを建てたりするために、たくさんの車が働いています。
やがて日が沈むころ、車たちはようやく一日の仕事を終え、思い思いに「おやすみなさい」の支度を始め、夜が訪れると夢の中へ。
たくさんの働く車たちがどんな仕事をして、どんなふううに「おやすみなさい」の支度をして眠るのか、車好きのお子さんもワクワクしながら読み進めていくうちに、車たちと一緒に眠ってしまうでしょう。