2022-08-12
Category：その他
「おかしもち」と「いかのおすし」をご存知でしょうか。
「いかのおすし」はニュースでも取り上げられたのでご存知の保護者の方もいらっしゃるでしょう。
こちらでは保育園で子どもたちに約束している「おかしもち」と「いかのおすし」についてご紹介しましょう。
おかしもち
火災や地震が起きたときに避難する場合のルール「おかしもち」。
ご家庭や商業施設、宿泊施設などで火災や地震が発生した場合など、いざというときにお子さんが思い出してくれるようご家庭で話題にしておくことをオススメします。
お・・・おさない（押さない）
周りのお友達や先生を押してしまうと自分も転んでしまうかもしれません。
か・・・かけない（駆けない・走らない）
転ぶ危険性はもちろん、迷子になったり、なにかにぶつかって大怪我をしてしまったりするため、走ると危険です。
し・・・しゃべらない
不安でしゃべりたくなるのは大人も子どもも同じです。しかし、先生の話や緊急放送などが聞こえなくなるので静かにしましょう。
も・・・もどらない（戻らない）
煙にまかれたり、二次災害に繋がる恐れがあります。忘れ物を取りに戻ったり、いない人を探しに戻ったりしないようにしましょう。
ち・・・ちかづかない（近づかない）
気になって近づきたくなるかもしれませんが、不意に近づくのは危険です。煙や炎からできるだけ離れましょう。
いかのおすし
ニュースでも取り上げられた「いかのおすし」。
不審者対応訓練のときに子どもたちに伝えるルールです。
いか・・・いかない（知らない人について行かない）
「一緒にお菓子を食べない？」「好きなおもちゃで遊んでいいよ」など知らない人に声を駆けられてもついていかないようしっかり伝えてください。
の・・・のらない（知らない人の車に乗らない）
知らない人に声をかけられたらどうするかお子さんに聞いてみてもいいですね。
「お母さんが呼んでいるから」「お父さんの知り合いだよ」なんて声をかけて子どもの興味をひく大人がいることを教えてください。
お・・・おおきなこえでさけぶ（助けてと大声で叫ぶ）
怖いことをする大人に遭遇したときは「こわい！助けて！」と大声で叫んで近くの大人を呼ぶことを教えましょう。
す・・・すぐにげる（こわいことがあったらすぐ逃げる）
危ない目にあわないよう、怖い人が声をかけてきたら急いでお家に逃げられるようがんばることを伝えてください。。
し・・・しらせる（どんなことがあったのか保育士や保護者に知らせる）
先生や保護者など大人に知らせることで、他のお友達が危険な目にあうことを防げることを伝えると、お子さんも頑張ってくれます。
クイズ形式などにして楽しくお子さんとルールを覚えてみてください。
小学校でも使われるので、お子さんにはしっかり覚えてもらいましょう。