2022-11-14
Category:子育てにお役立ち情報
少しずつ秋も深まり、紅葉がきれいな季節になりました。
朝夕は肌寒くなってきましたが、日中は朝と同じ服装でいると汗ばんでしまうくらいの陽気が続いています。
公園にお散歩に行くのも楽しくなる時期です。
ぜひお子さんとお天気の良い日には自然あふれる場所にでかけて秋を感じてみませんか。
小さくても自然の不思議を感じている
保育園でも天気の良い日は外遊びにでかけているので、お子さんもお散歩を楽しんでくれるでしょう。
小さな手で黄色い葉っぱやあかい葉っぱを拾って観察しています。
登降園時にもお子さんが街路樹を指差ししたり、声をだして教えてくれているのではないでしょうか。
そんなときには「そうだね、黄色だね」「葉っぱがきれいだね」など優しく共感してあげてくださいね。
この時期はどんぐりや銀杏など木の実が落ちているので、お子さんが興味を示すようであれば持ち帰って一緒に観察してみてください。
口や鼻、耳などに入れてしまわないように気をつけてくださいね。
虫の観察をしてみよう
紅葉もですが、公園や広場にでかけるとお子さんは自然と虫探しをはじめるのではないでしょうか。
しゃがんでじっと動く虫を眺めたり、カエルを見つけたり。
危険な生き物かどうか確認して、もし保護者の方が捕まえられるようであれば捕まえて近くで見せてあげましょう。
手のひらに乗せてあげたり、指先でさわってみたりしてお子さんは触感で虫の不思議を感じています。
夏から秋にかけては登場する虫の種類は同じでも鳴き方が違ったり、動きが違ったりとお子さんの五感を刺激するのにぴったりです。
五感の発達を促そう
子どもたちは五感で自然の変化を感じています。
そのため毎日が発見の連続です。
身近にいる生き物や植物に触れて、五感で感じること。
実際に触れることで重さや触感、匂いや羽音など五感を通して自然の面白さを知っていきます。
小さな生き物に対する思いやりの気持ちも育ちます。
1歳のお子さんでもそっと虫を放してあげたり、優しく撫でようとしたりする子もいるのです。
生き物に興味をもち、自分なりに関わって不思議さや面白さを感じていくことも脳の刺激になり、発達を促します。
ぜひお子さんと秋のお散歩を楽しんで、実体験と五感を通した知的好奇心を育ててあげてください。