2022-04-20
Category:子育てにお役立ち情報
だんだんと暖かい季節になってきました。
寒暖差がまだあるので体調を崩しやすい時期ではありますが、体内時計を整えるにはピッタリの時期になってきたのではないでしょうか。
規則正しい生活をして小さな子どもたちの体内時計を整えてあげると保護者の方にもメリットがあります。
慣れるまでは大変かもしれませんが、保育園に預けている保護者の方ならすぐに整えられるでしょう。
体内時計とは
人には約25時間周期の体内時計があることをご存知でしょうか。
カーサディアンリズムと呼ばれる24時間の地球のリズムが光の刺激によって毎日リセットされている状態です。
もちろんご存知の通り赤ちゃんは体内時計が十分ではありません。
そのため昼夜の区別なく寝たり起きたりを繰り返すのです。
人の一生の体内時計は4歳ころまでにできてくると言われています。
眠りを促すホルモン
生後3〜4ヶ月頃になると、メラトニンという睡眠を促すホルモンが分泌されるようになります。
日中は少なく、夜の睡眠時にたくさん分泌され、眠くなるようになっているのです。
このメラトニンがしっかりと分泌され、体内時計が整えば保護者の方も夜泣きに悩まされにくくなります。
この夜の眠りをサポートしてくれるメラトニンは、生活リズムをしっかり整えることで分泌されます。
つまりご家族で生活リズムをつくっていく必要があるのです。
子どもの体内時計を整える
メラトニンの分泌を促すために必要なのが、朝起きて光を浴びて、夜は部屋を暗くして眠るという生活。
それに基本的に同じ時間に食事をとり、お散歩をしたり、お風呂に入るといった一日のスケジュールを安定させると体内時計が整ってきます。
朝はカーテンを開けて日光に当たるようにしましょう。
お子さんが寝ていても同じ時間に日光浴させることがポイントです。
夜は同じ時間に入眠できるように夕食の時間、入浴の時間、読み聞かせの時間、入眠の時間とスケジュールを立てると慣れるまでは大変ですが、毎日同じことを繰り返すので保護者の方も楽になります。
寝るときにはテレビやスマホを消して、部屋の電気も消しましょう。
保護者の方も健康のために寝る2時間前にはブルーライトを浴びないことをオススメします。
まずは保護者の方が生活リズムを整え、お子さんの体内時計を整えること。
そうすることでお子さんも落ち着いてくるでしょう。