年末年始に年越しそばやおせちを食べて良い年を迎えよう - なのはな保育園ブログ|小規模認可保育園【サンライズキッズ保育園 なのはな保育園】

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年末年始に年越しそばやおせちを食べて良い年を迎えよう - なのはな保育園ブログ

2022-12-26

年末年始に年越しそばやおせちを食べて良い年を迎えよう

楽しいクリスマスも終わり、今年と来年をつなぐホリデーシーズンが始まります。

お店も色とりどりのしめ飾りや鏡餅が並んでいて、お子さんも興味津々だったのではないでしょうか。

年末年始といえば年越しそばを食べたりお雑煮やおせちを食べるのが日本の伝統です。

なぜそれらを食べるかご存知ですか?お子さんと一緒に調べてみると楽しいですよ。

 

年越しそばはなぜ食べる?

12月31日の大晦日には年越しそばを食べる、ということをなにも考えずに受け入れている人が多いでしょう。

なぜ年越しにはそばを食べるのでしょうか。

年越しそばは江戸時代に定着してきた習慣です。

そばを食べる理由は諸説あります。

そばは長く伸ばして細く切って作る食べ物なので、「健康長寿」「家運長命」が細く長く続くよう願って食べるようになったという説がポピュラーです。

また、そばという植物が雨風で倒れても陽の光を浴びると元通りになる強い植物であることや鎌倉時代に「世直しそば」としてそば餅を振る舞われた町民がみんな翌年から運気があがったことから、年越しそばにつながったという説もあります。

同じく運気アップとして、金銀細工師が飛散した金粉を集めるのにそば粉を使ったというところから、「金を集める」「金運を呼ぶ」ために食べられる様になったという説も。

そばは食べていて切れやすいので、去年の苦労や災いを切り捨てて、気持ちよく新年を迎えようという説もあり、ポジティブなゲン担ぎとして食べられていることがわかります。

お子さんには、「来年も良い年になりますようにと願いをこめて食べる」と伝えると良いでしょう。

 

おせち料理はなぜ食べる?

おせち料理やお雑煮は地方によって特徴があり、その土地で捕れた食材をつかって作る郷土料理になります。

もともと元旦や節句を祝うために作物に感謝して神様にお供えしていたものが「御節供(おせちく)」とよばれており、1年で一番大切節日となるお正月に振る舞われる料理を「おせち料理」とよぶようになりました。

お正月くらいは家事をしなくてもいいというように、保存性の高い食事や料理法が用いられていました。

おせち料理には一つひとつに願いが込められており、数の子が「子孫繁栄」「子宝」、田作りは「豊作」、黒豆はまめに働き、まめに暮らす「無病息災」を願います。

食べるときにお子さんと一緒に調べてみてはいかがでしょうか。

お雑煮も地方によってさまざま。

サンライズキッズなのはな保育園がある神奈川県では県内でもさまざまな特徴があります。

基本はかつお節と昆布でとった出汁に、焼いた角餅を入れるスタイルですが、「小田原かまぼこ」をトッピングしたり、鰹節とあおのりをトッピングしたり。

鶏肉、大根、人参、小松菜、里芋など具だくさんのものもあるなど、ご家庭によっておうちの味があるようです。

お子さんと日本各地のお雑煮の違いについても調べてみると楽しいでしょうね。