2022-02-10
Category:子育てにお役立ち情報
バレンタインデー前後になると家の中がチョコレートの甘い香りに包まれるということがあるでしょう。
なんでも口に入れたくなる赤ちゃんはチョコレートに興味津々。
しかし、チョコレートは赤ちゃんに食べさせるのはちょっと危険です。
アレルゲンになる可能性もあるので、うっかり食べてしまわないように気をつけましょう。
こちらではチョコレートを赤ちゃんに与えてるリスクについてご紹介します。
チョコレートがNGの理由
チョコレートはどうしても食べなければいけない食品ではありません。
赤ちゃんにおススメできない理由があるので、参考にしてチョコレートをおやつにする時期を考えてみてください。
●味覚形成に影響を与える
3歳までに味の濃い食べ物を与えてしまうと、大人になっても好みが濃い味覚のままになっていまうと言われています。
離乳食は最低限の味付けしかされておらず、薄味です。そこに味の濃い砂糖たっぷりのチョコレートを与えてしまうと、赤ちゃんには刺激が強すぎるのです。
糖分も脂肪分も多いチョコレートは、消化能力が未熟な赤ちゃんの内臓にも大きな負担がかかりますし、なによりチョコレートの味になれてしまうと普通の食事では物足りなくなってしまうでしょう。
●依存性が強い
同じ遊びを延々と繰り返したり、同じ食べ物ばかりを好んで食べる赤ちゃんは、まだ自制心が備わっていません。
そんな時期にチョコレートや砂糖の依存性にとらわれてしまうとチョコレートばかりほしがってしまう可能性があります。
食べすぎてしまうとひどいチョコレート中毒になる場合もあるので注意が必要です。
なにより上記の味覚形成への影響に加えて、食事を食べてくれなくなるでしょう。
●眠れなくなる
チョコレートの原材料カカオには、覚醒作用のあるデオブロミンやカフェインが含まれています。
覚醒作用として大人にとってはときに有効でも赤ちゃんには影響が大きく、眠れなくなったり、落ち着きがなくなったりする場合があるのです。
上記の通り赤ちゃんはチョコレートの脂肪を体が消化するまでに2〜3日かかるため、その負担から生活リズムも崩れてしまいます。
チョコレートは何歳から食べても良い?
赤ちゃんの頃から食べさせるご家族もいれば、小学校に上がるまでは食べさせないという方針のご家族もあり、さまざまな意見があるチョコレート。
本来いつくらいからどのくらいの量たべさせていいものなのでしょうか。
子育て関連の専門家によるとチョコレートやココア風味のおやつは1歳半ごろから少量与えても問題はないとのこと。
チョコレートそのものをおやつとして与える場合は3歳以降、1かけらのみなどから与えると良いでしょう。
一般的に知られる虫歯になる、肥満になるというのもチョコレートにはトランス脂肪酸が含まれていることがあるからです。
悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールをへらす作用があり、赤ちゃんの心疾患リスクを高めてしまいます。