2021-06-21
Category:子育てにお役立ち情報
歯磨きを嫌がる子にどうやって歯磨きの大切さを伝える?
歯磨きを嫌がるお子様は、なぜ歯磨きをしなければならないのか理解できていません。
まだ歯が生え始めの乳児の頃から、歯磨きを行っているときれいにすることが習慣になります。
まだ生えはじめの頃は、ママもまだ歯磨きなんて早いかと後回しにしがちですが、まずは形だけでも歯磨きをする習慣を身につけることが大切です。
大きくなってからでは、お子様の中には歯磨きを嫌がる子もいます。
そんなお子様には普段から絵本などで、歯磨きの大切さを伝えたりするのも効果的です。
動物が好きなお子様には「つとむくんのかばみがき」の絵本もおすすめです。
体が痒くなって動物園を逃げ出してしまったかばくんを、靴をピカピカにみがくのが好きな男の子がきれいにしてあげるという、きれいにすることは気持ちの良いことと伝わるお話です。
その他にもママやパパの歯磨きの様子を見せてあげるのも良いお手本になりますね。
大好きなおやつで歯の汚れを実体験!
黒ごまの入ったお子様用のお煎餅など、クッキー作りが得意なお母様はクッキーに擦った黒ごまを多めに入れて作ってもOKです。
美味しくいただいた後、飲み物を飲んだりうがいをせずに、お子様に大きく口を開けてもらって鏡で見てもらいましょう。
見にくい場合は、スマホで写真を撮って見せてあげてもOKです。
「どれどれ?」いつも綺麗な歯には黒いゴマがあちこちについています。
「おやつは美味しかったけど、バイキンもおやつが大好きなんだね」などと声掛けして、「バイキンを歯磨きで退治しよう!」と自分で率先して歯磨きをしてもらいましょう。
歯磨きの後は口すすぎをして、綺麗になった歯をお子様に確認してもらい、「まだバイキンがどこかに残っているかもしれないよー」と、楽しく仕上げ歯磨きをしてあげてください。
いずれ永久歯に生え変わるから乳歯のうちは歯磨きは重要じゃないのでは?
乳歯が虫歯になっても永久歯を綺麗にすればいいのでは?と勘違いされている方もいますが、乳歯を大事にしなければ大切な永久歯にも虫歯ができるリスクが高まります。
乳歯の虫歯を放置していると、歯が倒れてきたりして歯並びにも影響を与えます。
また歯磨きの習慣がないと、永久歯になったからといって毎日綺麗にすることは難しいです。
乳歯のうちから、おやつやご飯の後の歯磨きをすることはもちろん、定期的な歯科検診で磨き残しのチェックや指導を受けるのも良いですね。
いずれママやパパの仕上げ磨きを卒業して、自分で綺麗な歯を保てるようにしたいですね。
昔から「子どもの虫歯は親の責任」といいます。
将来虫歯でお子様が苦労しないためにも、幼児期の今から虫歯になりにくい習慣を身につけてくださいね。