2022-05-20
Category:子育てにお役立ち情報
保育園で植物の収獲が行われると小さなお子さんも野菜を育てることに興味を示すでしょう。
お水を毎日あげることをお子さんのおうちでの「お仕事」として精神的成長をうながすために、親子で家庭菜園を始めてみませんか。
夏野菜は育てやすく、水やりもしやすく、たくさん収獲できるので初めての家庭菜園にぴったりです。
お子さんが好きな野菜、苦手な野菜どちらも育ててみましょう。食育とともに、好き嫌いの克服にもつながる可能性があります。
トマト
大好きというお子さんもいれば、苦手というお子さんもいる夏野菜の代表格トマト。
サンライズキッズ保育園湖南石部園でも栽培を予定されています。
お子さんが食べやすいミニトマトで家庭菜園デビューはいかがでしょうか。
●育て方のポイント
水をあげすぎないことが大切。水が少ないほうがミニトマトは甘くなります。
脇芽をとると大きくジューシーな実が成ります。追肥は最初の実がなり始めてから与えましょう。
1.5m以上成長したら剪定を。実は下から収獲してください。
ナス
奈良時代に日本に伝わったと言われるナスはその歴史のふるさからさまざまな種類が出回っています。
ナスも美味しいと感じる子と色合いや食感などが苦手という子と分かれる野菜です。
中長のナスが初心者には育てやすいでしょう。ミニトマトと同様にたくさん実るので楽しく収獲ができます。
●育て方のポイント
苗がぐらつかないように支柱を立てましょう。
主枝1本と、一番花のすぐ下のわき芽2本を残す3本仕立てにして、ほかのわき芽は切り取ります。
追肥は収獲が始まってから。その頃に根本に土を寄せて下の方の枯れてきた葉を取り除いて風通しを良くします。
カボチャ
煮物からスイーツまで使えるカボチャ。意外と知られていませんが夏野菜です。
自然な甘さが好きというお子さんも多いでしょう。
冬至にカボチャを食べると風邪をひかないと言われるほど栄養価が高いのも嬉しいポイント。
育てるのにある程度のスペースが必要ですが、病気に強いので育てやすい野菜です。
●育て方のポイント
一般的な大きさよりちょっと小さめで収獲できる品種の苗を選びましょう。1株で5つくらい収獲ができます。
ツルが伸びやすいので支柱や棚を使って栽培スペースが広がりすぎないようにしましょう。
プランターは60cmほどの深さのものにし、トマト同様水のやりすぎに注意です。土が乾いていると感じたらあげてください。
いかがでしたか。
今回ご紹介した野菜は5〜6月が苗の植え付け時期なので、お子さんが興味を示している今すぐ始めることができます。
お子さんの意思確認と水やりのお仕事を約束することを話して始めてみましょう。