2023-07-20
Category:子育てにお役立ち情報
蚊に刺されやすい遺伝子タイプの人の割合が相対的に高い都道府県についての調査結果が報告されました。
トップ10には中四国エリアの5県が含まれており、全ランキングを通して中四国エリアが上位に多い傾向が見られました。
お子さんが蚊に刺されないように、蚊が引き寄せられる原因を知りましょう。
中四国エリアは蚊に刺されやすい?
上記の通り蚊に刺されやすい遺伝子タイプの人の割合が相対的に多い結果になりました。(ユーグレナ・マイヘルス調べ)
中四国エリアにおいては蚊に刺されやすい遺伝子タイプの人が比較的多い可能性が示唆されています。
ちなみにサンライズキッズ保育園観音新町園がある広島県は29位でした。
周囲の都道府県より相対割合が低いとはいえ、蚊に刺されるリスクを低減するためには、対策を講じることが重要です。
蚊が人を見つける要素
蚊は血を吸う際に、血液を固まりにくくするために唾液を注入しますが、この唾液が皮膚のアレルギー反応やかゆみを引き起こすだけでなく、デング熱、ジカウイルス感染症、マラリア、日本脳炎などの深刻な感染症を媒介する可能性があるため、蚊を寄せ付ける要因については古くから注目されてきました。
体温
蚊は温かい体温を探知し、血液を吸うために近づいてきます。人間の体温は蚊にとって魅力的な要素です。
二酸化炭素濃度
呼吸により放出される二酸化炭素は、蚊が人間を探し出す際の重要な指標となります。二酸化炭素を感知することで、蚊は対象を見つけ出します。
黒っぽい色
蚊は暗い色を特に好みます。暗い色の服を着ていると蚊に寄りやすくなることがあります。
汗や皮脂などの成分
人間の皮膚から放出される汗や皮脂に含まれる成分は、蚊を引き寄せる役割を果たすことがあります。
これらの要素が組み合わさることで、蚊は人間を見つけ出し、刺す対象を決定します。
お子さんを蚊から守るために
蚊に対しては、虫よけ対策や蚊帳の使用、適切な服装などを行うことで、かまれるリスクを低減することが大切です。
どうしても小さなお子さんは大人より体温が高くなり汗をかきやすいので、蚊に刺されやすいといえます。
汗も対策のためにも通気性の良い服装で汗をかいたらシャワーを浴びるかタオルなどで拭うようにしましょう。
できるだけ肌の露出を少なくし、明るい色の服装にすることも虫刺されからお子さんを守るために大切です。
他にも外出の際には市販の虫除けネットや忌避音がするもの、肌に心配がなければ虫除けスプレーやクリームを利用しましょう。