かしわもちはどうしてこどもの日に食べる?|小規模認可保育園【サンライズキッズ保育園 大津園】

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かしわもちはどうしてこどもの日に食べる?

2023-05-08

Category:子育てにお役立ち情報

 

 

もうすぐこどもの日。五月人形や鯉のぼりを飾っているというお宅もあるでしょう。

こどもの日といえばかしわもちやちまきを食べるという方も多いのではないでしょうか。

店頭に沢山並ぶかしわもち。なぜこどもの日にかしわもちを食べるかご存知ですか?

こちらではこどもの日に食べるかしわもちについてご紹介しましょう。

 

かしわもちを食べる由来

こどもの日にかしわもちを食べる理由は、「柔らかく丸く、子どもたちの健やかな成長を祈る」という意味から。

もとは江戸時代から武家の縁起物として食べられていました。その後一般庶民にもひろがり、「かしわ餅」と呼ばれるようになったのです。

かしわもちを包む葉っぱには抗菌作用があり、病気や厄除けの意味が込められています。

また、新しく芽が出て大きく育つまで、古い葉っぱが残り続ける常緑樹であることから、子どもが大きく育つまで、父母が元気でいるという縁起物として食べられるようになりました。

ちまきを食べる風習も

ちまきは、関東ではおこわを三角形に包んで蒸したもの、関西では甘いお餅を包んで蒸したものが主流です。

関西地方ではかしわの木が育ちにくかったこと、伝統を重んじる文化が息づいていることからちまきの方が一般的に食べられているそうです。

関東の方は西日本のちまきを食べると驚くかもしれませんね。

最初はれんじゅの葉で包んでいたそうですが、やがてちがやの葉も使われるようになり、「ちがやまき」がだんだんと短縮されてちまきと呼ばれるようになったと言われています。

ちまきには厄除けの意味が込められているとされています。

 

かしわもちをつくってみよう

実はレンジでを利用することで簡単にできるかしわもち。

お子さんと挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

材料

市販のあんこ、柏の葉、上新粉、だんご粉

お子さんがこぼすことを前提に多めに用意しましょう。

 

作り方

柏の葉は塩抜きをしておきます。その間にあんこを丸めておきましょう。

お子さんがあんこを丸めたいと言ってきたら、ぜひやらせてあげてください。

上新粉とだんご粉を耐熱ボウルに入れ水を加えながら柔らかくし、ラップをふんわりかけてレンジで3分チン。

取り出したらゴムベラでよく混ぜてまたラップをかけて1分チンしましょう。

温かいうちに等分して成形します。ひらたく伸ばしたお餅にあんこを乗せて包みましょう。

あんこが苦手なお子さんにはチョコやフルーツを包んでもOK。柏の葉で包んで完成です。

お子さんがうっかり柏の葉を食べないように気をつけましょう。

葉は苦いので柏餅のイメージが苦手なものとなってしまう可能性があります。