2022-02-10
Category:子育てにお役立ち情報
もうすぐバレンタインデー。
ご家族でさまざまなところからチョコレートをもらう機会もあるでしょう。
しかし赤ちゃんの手の届くところにチョコレートを置かないように気をつけてください。
こちらでは赤ちゃんとチョコレートのリスクと、チョコレートを赤ちゃんにあげる時期についてご紹介しましょう。
チョコレートが赤ちゃんへ与える影響
チョコレートを早くから与えると虫歯になるということはよく知られています。
子どもが好むチョコレートのお菓子は40%がカカオ由来で60%は砂糖と考えても過言ではありません。
他にはどんな影響があるのでしょうか。
●味覚形成に影響を与える
小さい頃に濃い味付けに慣れてしまうと、おとなになってもその味覚のままになってしまいます。
濃い味付けの料理は生活習慣病につながるので将来のことを考えると味覚形成に影響を与えるチョコレートはあげすぎない方がよいでしょう。
特に最低限の味付けの離乳食の期間が完了したばかりのお子さんに与えると、そのカカオと砂糖たっぷりの刺激の強い味に強い影響を受けてしまいます。
普通の食事では物足りなくなってしまうのです。
●依存性が強い
自制心が備わっておらず、好みのことを繰り返したり、同じものばかりを好んで食べる赤ちゃん。
上記の通りチョコレートの味を覚えると普通の食事を食べなくなり、チョコレートばかり欲しがってしまいます。
癇癪を起こしたり、与えると笑顔になったりということを考えるとついご家庭でも与えすぎてしまうでしょう。
チョコレートも含まれる砂糖も依存性が強く、ひどいとチョコレート中毒になる可能性があります。
●眠れなくなる
覚醒作用があるカフェイン。チョコレートの原材料であるカカオには覚醒作用がある成分が含まれています。
大人でも覚醒作用があるので、赤ちゃんには大きな影響があるということがわかるでしょう。
眠れなくなったり、落ち着きがなくなったりする傾向がみられます。
赤ちゃんが眠ってくれず、落ち着きもなくなるとご家庭も生活リズムが崩れてしまうでしょう。
チョコレートはいつごろから与えても良い?
多くの専門家は3歳以降がよいとしています。
1回に与える量はひとかけらほど。もっともっとと欲しがるかもしれませんが、上手に欲求の矛先をずらしてあげましょう。
チョコレートそのものではなく、チョコやココア風味のおやつは1歳半ごろから少量なら与えても問題です。
各ご家庭の方針があり、赤ちゃんから与えているご家庭もあれば、小学校にあがるまで食べさせないと決めているご家庭もあります。
バレンタインデーはそのあたりを考慮してプレゼント交換すると良いでしょう。