2022-10-20
Category:子育てにお役立ち情報
もうすぐハロウィン。仮装したりお菓子をもらったり、かぼちゃの料理を食べたりといったイメージが強いハロウィンですが、お子さんから「ハロウィンってなあに」と聞かれるとなかなか説明が難しいものです。
そんな時を絵本に頼りましょう。
ハロウィンをテーマにした絵本はたくさん出ています。ハロウィンの起源など絵本の読み聞かせで勉強してみてはいかがでしょうか。
ハロウィンの起源
アイルランドの古代ケルト人が秋の収穫祭で行っていた風習が、アメリカに伝わり、「ハロウィン」という行事になりました。
古代ケルト人にとって1年の終わりの日が10月31日でした。
日本の大晦日にあたる10月31日の日没から11月1日の日の出にあの世とこの世の境がなくなると考えられていて、ご先祖の霊が戻ってくるとされていました。
しかし、一緒に悪霊や魔女もやってきて、いたずらをすることから魔除けの飾りをしたり、仮装をして身を守ったり、いたずらされないようにごちそうでもてなしたりしていたのです。
絵本の読み聞かせをする
読書の秋と言いますから、秋の夜長にお子さんに読み聞かせをするのはピッタリの時期です。
読み聞かせにはお子さんの発達に関するさまざあな効果も期待できるので、ぜひこの機会に習慣としてとりいれてみてください。
保育園でも製作や読み聞かせを行うので、お子さんが気に入っている絵本を図書館で借りたり、本屋さんで購入したりしてハロウィンについて親子で楽しく知る機会を設けましょう。
せっかくなので、ハロウィンの日には親子で仮装をしてなりきって読み聞かせをしてみてはいかがでしょうか。
ハロウィンをテーマにした絵本
前述の通りハロウィンをテーマにした絵本はたくさんあります。
かわいいものからちょっと怖いものまで。お子さんと一緒に図書館などで煮でかけて、興味を示したものを借りたり購入したりしてはいかがでしょうか。
トリック オア トリート!
作:岡村 志満子
出版社: くもん出版
参加型のハロウィン絵本です。声を出したり、クイズをしたりして楽しめます。
蓄光インクを使ったページではくらいところでオバケが光るので驚いてくれるのではないでしょうか。
ハロウィン!ハロウィン!
著者:西村 敏雄
出版社: 白泉社
主人公の男の子と動物たちがそれぞれ材料を集めて仮装をしていきます。
材料からなんの仮装かな?とクイズを出しても楽しい絵本です。
ハロウィンに仮装してパーティーを開きたくなるでしょう。
いたずらジャック
作・絵:犬飼さやか
出版社: 新風舎
いたずらが大好きなかぼちゃのおばけジャック。
街の人が困るほど毎日いたずらしていました。
もちろんハロウィン当日もいたずらで大騒ぎです。
最後にはハッピーエンドのお話。お子さんの表情から気持ちを代弁してあげましょう。
いかがでしょうか。
ぜひ秋の夜長に親子でハロウィンを知りながらコミュニケーションを図ってくださいね。