2023-01-10
Category:子育てにお役立ち情報
歩いたり座ったりということが安定してできるようになり、「おむつ替えようか」という声かけに応じたり「嫌」などの返事ができるようになったりしてきたらトイレトレーニングのスタートのタイミングです。
トイレで排泄することや、オムツからパンツに移行することに興味を持ってもらうように働きかけていきましょう。
園で周りのお友達をよく観察している子は自分もやってみたいとすぐに興味をもってくれます。
ご家庭でも挑戦してみてください。
「トイレに行く」ということを知ってもらう
トイレで排泄することは、お子さんが普段の生活で目にすることがありません。
ご飯を食べることや着替えをすることと違って自分から「トイレに行く」ということを知らなければ、食事をしたり、着替えをしたりということと違い真似することもできないのです。
そのため身体的にトイレトレーニングのスタート準備ができたら「トイレに行く」ということを知って興味を持ってもらうことが大切になります。
お家の方がトイレに行く様子をみせてあげたり、ペットの排泄の様子を観察してみたりするのも良いでしょう。
「おしっこ」や「うんち」という言葉の意味を知ることも大切なので、トイレトレーニングをテーマにした絵本の読み聞かせやDVD、アプリなどの動画を見せて興味をもつようにしてみてください。
「トイレ」という空間に興味を持ってもらう
保護者の方がトイレに行くときなど、お子さんをトイレに誘ってみましょう。
トイレが怖いイメージにならないように、トイレは明るく清潔にしておくことが大切です。
お子さんが保護者の方を真似したがったり、座ることに興味を持っているようであれば、そのまま補助便座やおまるに座ってもらいましょう。
嫌がらなければでOKです。
もしトイレに入ることや補助便座やおまるに座ることを嫌がるようであれば、また絵本の読み聞かせや動画鑑賞でトイレが楽しい空間であると教えてあげましょう。
2歳のお子さんであれば補助便座で大丈夫ですが、体の小さなお子さんやトイレになかなか慣れないお子さんであれば安定するのでおまるがオススメです。
お子さんが好きなキャラクターのおまるや補助便座を使ってトイレに誘うとスムーズでしょう。
寒い時期は大人でもトイレが近くなってしまうのに、トイレに行くのが億劫という方もいます。
昨日できたことが今日できなかったということもありますが、親子で協力して、園とも情報共有しながらトイレトレーニングを始めていきましょう。