2022-10-11
Category:子育てにお役立ち情報
お子さんが目や鼻をよく触り、肌が荒れてしまっているということはありませんか。
また、風邪とよく似た症状が出ているということは無いでしょうか。
もしかしたらそれは秋特有のアレルゲンが原因のアレルギー症状かもしれません。
こちらでは秋に気をつけたいアレルゲンについてご紹介しましょう。
秋は体調を崩しやすい
過ごしやすい気候というイメージの秋ですが、残暑が残っていたり急に気温が下がったりと体調崩しやすい時期でもあります。
急激な温度と湿度の変化に小さなお子さんの体はついていくことができません。
同じような気温であっても春から夏にかけての気温や湿度がだんだんと高くなる時期と比べ、気温も湿度も低くなる秋から冬にかけてのほうが風邪をひきやすくなります。
小さなお子さんにとってはそういった気候の変化への対応が難しいのです。
秋特有のアレルゲン
気温や湿度の低下だけでなく、秋はこの季節特有のアレルゲンがあります。
花粉
春のスギやヒノキ花粉は天気予報でも伝えられるほど認知されています。
しかし、秋の花粉はあまり知られていません。
秋のアレルゲンとなる花粉は主にキク科のヨモギやブタクサです。
道路のわきや公園、河川敷など普段から通るような場所に自生しているため目にすることも多いでしょう。
遠くに飛散するわけではないので近づかないだけでも予防できます。
春の花粉と違い、秋の花粉は粒子が小さく、喉にながれやすかったり粘膜にたまりやすかったりするので喘息に似た症状もおきます。
風邪症状と似ているため気候の変化とあいまって気づかれにくいこともお子さんを長く苦しめる原因です。
ハウスダスト・ダニ
ホコリもですが、カビもアレルゲンとなる可能性があります。
通気性が悪いと湿気がたまりやすく、カビが生えやすいのです。
ご自宅で結露ができやすいという方は、結露をできるだけ拭き取り、カーテンもカビが生えないように気をつけましょう。
押入れや家具の裏など通気性が悪いところは、スノコを利用したり、家具と壁の間に隙間を作るなど、通気性をよくしてカビ対策をしてみてください。
そしてダニは夏に繁殖したものが秋に死骸となって大量のアレルゲンとなります。
ハウスダストと合わせてゆっくりと掃除機をかけたり、空気清浄機を使ったりすることが大切になるでしょう。