赤ちゃんを肌トラブルから守るために|小規模認可保育園【サンライズキッズ保育園 白山園】

はくさんえん
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白山園ブログ

赤ちゃんを肌トラブルから守るために

2021-09-02

Category:子育てにお役立ち情報

赤ちゃんは汗っかき。夏場はどうしてもあせもなどの皮膚トラブルに見舞われてしまいます。
暦の上ではもう秋ですが、まだまだ残暑が続いているため肌トラブルも油断できません。
こちらでは夏によくある赤ちゃんの肌トラブルとその対処法についてご紹介しましょう。

赤ちゃんの主な肌トラブルと対処法

あせも
小さな子どもに多い皮膚トラブルですが、おとなになっても苦労している方もいるあせも。
幼児はお腹や背中全面に赤いぶつぶつが広がりますが、赤ちゃんは首の周りや髪の生え際、手首の溝などの汗が溜まりやすいところに赤く細かいぶつぶつができます。
対処法は汗をこまめに拭き、エアコンや扇風機を使って汗が引く時間をつくること。
汗を拭くときは濡れタオルで軽く抑えるようにして、肌をこすらないようにしましょう。
エアコンや扇風機の風が直接赤ちゃんに当たらないように注意して汗を引かせます。
赤いぶつぶつが化膿したり赤く腫れたりした場合は早めに皮膚科を受診してください。

脂漏性湿疹
新生児・乳児に多い、肌から分泌される脂などが原因で頭皮や眉毛などにかさぶた状の湿疹ができるのが脂漏性湿疹です。
対処のポイントは入浴前。お風呂に入る前にベビーオイルなどを塗ってかさぶたをふやかします。
お風呂ではシャンプーや石鹸を使って指の腹で丁寧かつしっかり洗いましょう。お風呂あがりは保湿剤を塗ります。
赤ちゃんが自分で顔をかけるようになるとかさぶたをかきこわして悪化させてしまうのでミトンをつけて防止しましょう。

乳児湿疹
汗だけでなくよだれやミルク・おっぱい、離乳食などが原因でかぶれたり、肌の乾燥が原因となる乳児湿疹。
対処法は保湿剤で口の周りを保護することです。
授乳前や離乳食前に保湿剤を患部に塗り、食事の後はキレイに拭いて再度保湿剤を患部に塗りましょう。
どうしても症状が続いたり、患部が赤くなったりしてきたら医療機関を受診してください。

おむつかぶれ
常に蒸れやすいおむつの中は、うんちやおしっこが刺激になって炎症を起こしてしまいます。
夏場はもちろんのこと、厚着をするこれからの季節も油断はできません。
おむつかぶれを軽減させるにはおむつの取り替えをこまめに行うことが大切です。
肌が汚れていたら、おしりふきでは痛いのでお湯や石鹸でやさしく洗うようにしましょう。洗った後は保湿を忘れずに。
なかなか改善されない場合はカンジダ皮膚炎などの可能性もあるので、自己判断せずに皮膚科や小児科を受診してください。