2021-06-04
Category:子育てにお役立ち情報
6月4日〜10日は歯とお口の健康週間というのをご存知でしょうか
今年の標語は「のばそうよ 健康寿命 歯磨きで」
今日は子どものはみがきについてお話しします。
①歯磨きイヤイヤ期
口内はとても敏感。
歯ブラシを嫌がって歯磨きに苦労する親御さんも多いことでしょう。
「なかなか口を開けてくれない」
「歯磨きすると大泣きする」
そんな声をたくさん聞きます。
大人が必死に無理矢理にでも歯磨きをしようとすると
なかなか慣れないどころか、子どもは歯磨きに対して
抵抗感ができてしまいます。
また、2歳児まではうがいもなかなかできません。
実は歯磨きの仕方をちょっと変えてあげ、
正しく楽しい歯磨きタイムを見直すことでイヤイヤ期を超えて
歯磨きを自主的に行う子へ成長させてあげられることができます。
②歯磨きの仕方
赤ちゃんの歯磨きは乳歯が1本生え始めたら良いとされています。
始めは歯ブラシではなく、ガーゼを使って優しく磨くことがオススメです。
綿100%のガー背をぬるま湯で湿らせたら、
人差し指に巻きつけて歯の表と裏を優しくふいてあげましょう。
赤ちゃんの頃は上唇の裏と前歯の歯肉の間には小帯という粘膜のヒダが付いています。
ガーゼで歯磨きをするときには、このヒダを傷つけないように指の力を抜いて
歯を軽くつまむようにしながら拭いてあげましょう。
無理にごしごししなくても、赤ちゃんの頃は唾液の量が多いため
自浄作用も高いので軽くでも問題ないとされています。
また、急に敏感な口内をさわられるとびっくりして嫌がりますので
おててをにぎったり、ほっぺたをふにふに触るなどしてスキンシップを取りながら
歯磨きに移行するとスムーズにお口を開けてくれます。
③歯磨きの後はたっぷりと褒めタイム
褒められるという習慣は、成長や頑張りに繋がります。
「ちゃんと磨けたね、えらいね」と
歯磨きのあとはしっかり褒めてあげることで
歯磨きが好きになる子に育ちます。
④奥歯が生えてきたら自分で歯磨き
奥歯が生えてきたらガーゼを卒業!
中には「自分で磨きたい!」という子も出てきます。
そんな子は、必ず仕上げは親御さんが行なってあげましょう。
また、自分で歯磨きをする場合、
誤って歯ブラシを喉の奥まで入れてしまうことも。
そういったトラブルを回避する子供用の安全リング付きブラシも
市販で売っていますのでチェックしてみてくださいね。
⑤健康な歯を育てるために
健康な歯を揃えるのにはなにより歯への栄養がある食事が大切です。
歯の形成に役立つタンパク質・丈夫な歯を形成するカルシウム
カルシウムの代謝を助けるビタミンD、E
歯質の基礎を作るビタミンA、Cなど、
バランスのいい食事をとることによって、
丈夫で健康な歯を育てることができます。
いかがでしたか?サンライズキッズ 保育園白山園のある文京区では、
6月4日〜10日の歯とお口の健康週間において
以下の場所でお口の健康チェックの受付を行なっています。
歯科保険相談
対象:乳幼児
実施期間:木曜午後
場所保険サービスセンター
事前予約制ですので、気になる親御さんはぜひチェックしてくださいね!