2022-06-09
Category:子育てにお役立ち情報
小さなお子さんは汗をたくさんかきます。
そのたびに汗を拭いてあげたり、お着替えをしたりしなければあせもができたりかぶれたりするので注意が必要です。
しかし、寝返りがうてるようになったり、ハイハイできるようになったり、伝え歩きができるようになったお子さんはじっとしていてくれず手足をばたつかせて嫌がっているように見えるのではないでしょうか。
そこで、お子さんにお着替えに興味をもってもらいましょう。思った以上にすんなりお着替えを覚えてくれるかもしれません。
何をしているのか見せてみる
ねんねのお子さんもある程度月齢があがってくると着せようとした服の上で手足をばたつかせて嫌がる素振りをみせたり、寝返りをうったりハイハイをしたりして逃げようとしてしまうでしょう。
そのときにはひざの上に座らせてこれからお着替えすることを伝えてから洋服の袖に腕を通すところ、紐を結んだりスナップボタンを留めるところ見せてあげましょう。
つかまり立ちができるお子さんは保護者の肩につかまるよう伝えて、背中やお尻を支えながらズボンをはかせてみます。
今していることとお着替えをするということがつながるように見せてあげてください。
衣服に興味をもたせる
梅雨の時期は部屋干しをしていることや、乾燥機にかけて小さいお子さんでも手が届きそうな場所に洗濯物がある場合があります。
そこで、洗濯物をたたんでいるところを見せて、ズボンやTシャツを見せてあげましょう。
後追いで洗濯物干しについてきたがったらその時も安全に配慮して洗濯物を触らせてみたりシワを伸ばして干している様子を見せてあげます。
小さなお子さんはよく保護者がしていることを見ているので、「自分もやりたい」「自分もできる」と思っています。
月齢が低いほどその傾向が強いため、これは「○○ちゃん(くん)の服だよ」と伝えるようにすると自分のものであることを認識していくでしょう。
自分でできたという達成感を味合わせる
お着替えがなにかと自分の服ということがわかったり、興味を持ち始めたりしたら、今度は「このトンネルの中に右足から通してみよう」と誘ったり、「肩につかまって」「あんよ通せるかな〜」と履かせてみたりしてください。
イヤイヤはどこへやら、楽しそうに手を通して不思議そうに眺めたり、真剣に通してできたら笑顔になったりといろいろな反応をしてくれるでしょう。
できたら「お着替えできたね」「上手にできたね」とほめてあげてください。
「自分でできた」という達成感に満たされて、自然にズボンが履けるようになっていけるでしょう。